ABOUT
当社は、1978年に繊維の街、今治に洋裁店として創業しました。
今治は2009年に今治タオルが世界的にヒットしましたが、
多くの繊維の産地が消滅していく中、生き残れた要因は、
町に集まる小規模の企業に確かな技術を持つ年配の方々が伝統と誇りを持ち、
日本の最高級の技術として個性のある商品を作り続けているからです。
生地の特性を知り尽くしているからこそできる縫製の高さは世界のブランドに引けを取らない美しさを表現することができます。
ハワイで生まれたアロハシャツの起源が日本の和服です。
20世紀初頭に、日本の着物の美しさにひかれたハワイの人が、その当時は流行っていた着物をシャツにしてほしいと頼んだのが起源であるという説もあります。
生地はシルクの中でも正絹100%で、着心地が良く、夏は涼しく、冬は暖かい特性を持ってますが、現代においては、プリント柄のコットンやポリエステルなどが主流です。
それは、工場で大量生産するためであり、正絹は、生地の特性上、伸縮があり柄を合わせたりと、人の手を返して作るので、大量生産ができないのです。
そして、着物をシャツにするのには、職人の高い技術力が必要とされるのです。
伝統の和柄には意味があり、縁起が良いとされる和柄は「吉祥文様(きっしょうもんよう)」と言い、お祝いや厄除けのお守りなど、すべての和柄に物語があり、願いが込められています。
多くの方に、日本の古来の美しい本物のアロハをお届けしたい。
それが、私どもの願いです。